古代茜
歴史ある芸術
Ancient Madder は、伝統的な手捺染技術と染色技術を使用して、繊細かつ強烈な色のデザインを生み出すプリントシルクです。天然染料と仕上げ方法により、他のプリントネクタイとはまったく異なる、独特の深みのあるカラーパレットと乾いた、ほとんどチョークのような質感が生まれます。
生産には厳しい要求があり、この生産を維持しているのは英国にある小さな工場だけであるため、本物の古代茜が見つかることはまれです。まず、厚手のシルクと、インディゴ (ワード植物から) やアカネ (ローズアカネ植物から) などの天然顔料から始めます。着色プロセスは 2 つの部分に分かれています。まずシルクに手作業でスクリーン印刷を行い、通常は小さな繰り返しモチーフやペイズリー柄を印刷します。その後、最も古い方法である手で浸し染めをして色付けします。染料に浸されると、プリントされたシルクは顔料に抵抗しますが、プリントされていない部分には色がつきます。そこからシルクは洗浄され、アラビアゴムで仕上げられます。
19 世紀以来、合成染料は新しい色を爆発的に提供してきました。古い天然染料を使用するということは、エレクトリックなブルーやイエローを脇に置いて、深いインディゴ、苔むしたグリーン、バーントオレンジやレッドなど、補色となる有機的なパレットを優先することを意味します。優れたシェフの手による食材のように、これらの色は豊かで独特ですが、簡単に調和します。
この比較は意外に思えるかもしれませんが、古代マダーは伝統的なデニムに相当するネックウェアです。古代の染料を使用して色付けされており、素材の自然な性質に反するのではなく、協力して色付けされています。古い英国の工芸品にふさわしく、当社の茜色のネクタイは、同じ忍耐強い注意と技術を用いて英国で製造、仕上げられています。伸縮性を与えるために単一のスリップステッチを使用して手で裁断し、縫い合わせて、もう一枚の茜色のシルクの層をセルフティッピングするか、または丁寧に手巻きされています。
色彩豊かでありながらも抑制されたネクタイです。温かみのある色調とマットな仕上がりで、多用途に使えるアイテムです。ウール フランネルやツイードの冬用ジャケットが定番ですが、エンシェント マダーはスーツからボタンダウン シャツ、シェットランド セーターまで、オフィスでもパブでも何にでも合わせられます。そして、おいしいビールと同じように、伝統的な手法は保存する価値があることを思い出させてくれます。